SOKA PARTNERS CLINIC

高濃度ビタミンC点滴(抗がん作用)

高濃度ビタミンC点滴(抗がん作用)について

高濃度ビタミンC点滴について

高濃度ビタミンC点滴(抗がん作用)とは

抗がん効果が発揮されるレベルの、超高濃度のビタミンCを点滴する治療法です。
ビタミンCのもつ強力な抗酸化作用は、がん細胞に対しては抗がん効果を発揮しますが、正常細胞に対しては、むしろ細胞活動を活性化させることが明らかになっています。日本では保険適応になっていませんが、海外では臨床研究が盛んに行なわれ、その効果が実証されています。
まずは標準治療(手術、化学療法、放射線療法など)を優先することが必要ですが。補完的な治療として高濃度ビタミンC点滴が存在すると考えてください。標準治療と比較してほとんど副作用がでないことがメリットであり、患者さんのQOL(生活の質)を上げる効果も期待できます。しかし決して高濃度ビタミンC点滴単独でがんが治癒するわけではありませんので、しっかりと理解して治療を開始してください。

高濃度ビタミンC点滴は、なぜがんに有効なのか?

なぜ、ビタミンCは選択的にがん細胞を殺すのでしょうか。それは、ビタミンCが、がん細胞に対してだけ、毒性として働くからです。ビタミンCは酸化されることで強力な抗酸化作用を発揮しますが、その際に大量の過酸化水素が発生します。
正常の細胞は過酸化水素を中和できますが、がん細胞はこれを中和できず死んでしまうのです。よって正常細胞には影響を与えずにがん細胞だけを殺す働きがあるのです。そのため、抗がん剤のような副作用はありません。
がんの死滅効果、縮小効果としては、通常50〜75g程度の高濃度ビタミンC点滴が必要になります。

高濃度ビタミンC点滴の効果

① がん細胞の死滅効果、縮小効果
② 抗がん剤、放射線療法の副作用を軽減
③ がんの痛みを和らげ、QOLを改善させる
④ 吐き気の改善、食欲増進
⑤ 免疫力、体力の向上

免疫力向上、疲労回復

高濃度ビタミンC点滴による抗がん効果の作用機序とは

① 活性酸素を捕捉する抗酸化作用で、細胞のがん化を防ぐ
② 白血球やマクロファージの機能を高め、免疫機能を高める
③ 抗がん活性をもつ、インターフェロンの生成を促す
④ 血管新生を阻害し、がんの進行を抑制する
⑤ 薬物代謝に関わって発がん物質を解毒。またそれを体外に排泄する
⑥ 胃がんの原因になる、胃中のニトロソアミンの生成を防ぐ

高濃度ビタミンC点滴は、どのようながんに有効か?

大腸がん、胃がん、肺がん、膵臓がん、肝臓がん、腎臓がん、脳腫瘍、乳がん、卵巣がん、子宮がん、膀胱ガン、前立腺がん、白血病、悪性リンパ腫、などが挙げられます。
全てのがんに同等の効果があるとはいえませんが、標準的治療と併用することで治療効果を高めることが多いと言われています。

高濃度ビタミンC点滴の適応

① 標準治療(手術、抗がん剤、放射線療法)が無効、もしくは標準治療と併用して効果を高めるため
② 抗がん剤、放射線療法の副作用を和らげるため
③ 抗がん剤、放射線療法の副作用が強くて続けられない方
④ 標準治療が終わった後の再発予防として
⑤ 手術までの待機中における術前療法として
⑥ 現在は有効な治療法がなく、代替療法を受けることを希望する方

※手術、化学療法や放射線療法などの有効な標準治療があれば、優先させてください。補完的な位置づけとして高濃度ビタミンCを利用することが望ましいと考えられます。決して、高濃度ビタミンC点滴単独でがんが治癒するわけではありません!

当院で使用している高濃度ビタミンC点滴製剤について

  • G6PD活性測定の採血後に初回の点滴を施行。
  • 12.5g、25g、50g、62.5、75gと増量していく。
  • 50〜62.5gでビタミンC濃度測定の採血を行なう。
  • 点滴終了直後の反対側の腕から採血。
  • 治療濃度3500〜4000μg/mL(350〜400mg/dL)に達するビタミンC投与量を決定。62.5g〜75gが多い。

高濃度ビタミンC点滴ができない方

① 心不全、腎不全、透析中、高度の胸水貯留がある方
② G6PD欠損症の方
③ 抗がん剤でメトトレキサート、ベルケイドの点滴を行なった投与前後2日間程度の方(併用禁忌)

高濃度ビタミンC点滴の投与頻度と期間
また確定したプロトコルはありませんが、以下のペースで行なうことが推奨されています。
① 最初の6ヶ月は、週に2、3回
② 有効な場合は、その後6ヶ月は週1回
③ 開始2年目は月2回
④ その後は月1回で継続

高濃度ビタミンC点滴療法の副作用

1.簡易血糖測定器による見かけ上の(偽の)高血糖
糖尿病で自己血糖測定をされている方は注意必要です。ビタミンCとブドウ糖の化学構造が似ているため、ビタミンCを誤ってブドウ糖と認識してしまい、みかけ上の高血糖になってしまいます。この場合は、他の方法で血糖値を測定する必要があります。
2.溶血
G6PD欠損症の方で起こりえます。よって、25g以上のビタミンC点滴を行なう際は、G6PD検査を受けて頂きます。
3. 点滴部位、血管の痛み
4.低血糖
頻度は低いですが、これもビタミンCとブドウ糖の化学構造が似ていることが原因で、過剰なインスリン分泌が起こるためといわれています。そのため、点滴の際は空腹で受けないことが大切です。
5.吐き気や頭痛など
6.低カルシウム血症

高濃度ビタミンC点滴の料金

自費診療のみです。保険は使えません。
高濃度ビタミンC点滴療法の25g以上を希望される方は実施前に必ずG6PD検査を行います。(12.5gだけの方は検査不要です)

初診料 2,000円
G6PD検査費用(初回のみ) 5,000円
12.5g 7,000円
25g 9,500円
50g 15,000円
70g 20,000円
100g 25,000円

クリニック概要

草加パートナーズ内科・糖尿病クリニック

〒340-0011
埼玉県草加市栄町2-11-9 松原ツインタワービルA棟4階
※セブンイレブンが1Fにあるビルです
TEL:048-933-0015
FAX:048-933-0016

【主な診療内容】
内科、糖尿病内科、循環器内科、呼吸器内科、健康診断、予防接種、生活習慣病管理、他

【院長】
原 高志(日本内科学会 総合内科専門医/日本糖尿病学会 糖尿病専門医)

電車
東武スカイツリーライン:獨協大学前駅〈草加松原〉 東口ロータリー内 徒歩1分(草加駅より乗車1~2分 旧:松原団地駅)
外環道 草加IC 三郷方面出口から車で5分 ※提携パーキング有り
△…8:30~13:00 ▲…14:45~18:30 
休診日:水曜・土曜午後・日曜・祝日
※最終受付は、診療時間終了の10分前となります。
診療時間表 日祝
8:45~12:15
14:00~17:00

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