SOKA PARTNERS CLINIC

1型糖尿病でも自分らしい快適な生活を

自分に最適な治療法 インスリンポンプ療法、SAP療法の進化

1型糖尿病治療に不安や難しさを感じ得ていませんか?

1型糖尿病治療に不安や難しさを感じ得ていませんか?

1型糖尿病は生活習慣とは関係ない自己免疫性疾患などが原因であるにもかかわらず、「糖尿病」というイメージのせいで、不摂生が原因であるなどの誤解や偏見を受けやすい現状があります。
また、インスリン治療を適切に行なわないと、低血糖により日常生活に支障をきたしたり、血糖コントロールが悪いと将来の合併症を発症するリスクもあります。

1型糖尿病でも、ストレスなく普通の生活を送りたい

1型糖尿病でも、ストレスなく普通の生活を送りたい

1型糖尿病だからといって諦めたことはありませんか?
プロ野球選手になっている方もいます。治療を工夫する事で、色んな可能性に挑戦する事ができます。
血糖値に振り回されず、自由な生活がしたいというのは全ての1型糖尿病の方の願いだと思います。
ひとくちに1型糖尿病といっても、ご自身の体内に残存するインスリンの量(完全に枯渇〜ある程度残存)により、血糖コントロールの難易度は様々です。
当院では、個々の1型糖尿病患者さんの病状やライフスタイルにあった最適な治療法を提案させて頂きます。

新たな選択肢を

新たな選択肢を
  • 従来から1型糖尿病に対して用いられてきたペン型インスリンによる治療では不十分なコントロールの方には、進化目覚ましいインスリンポンプ療法、SAP療法の情報提供を行い、外来での導入を推奨しています。
  • 一人でも多くの1型糖尿病患者さんが、日常生活に不自由を感じることなく、自由で快適な生活が送れるお手伝いができればと思っています。

当院で可能な専門的治療

  1. ペン型インスリン注射
  2. 自己血糖測定(SMBG)
  3. 持続血糖測定(CGM)
    1. フリースタイルリブレ1、2
    2. DEXCOM G6
    3. フリースタイルリブレpro
  4. インスリンポンプ(CSII)療法
  5. SAP療法

1.ペン型インスリン注射

ペン型インスリン注射
ペン型インスリン注射

強化インスリン療法とも言われ、1型糖尿病治療の基本になります。
食事の度に超速効型インスリンを(基本1日3回)、1日1回持効型インスリンを自己注射します。
1型糖尿病患者さんが必ず習得しなくてはならない基本的な治療法です。後述する自己血糖測定と組み合わせて単位の調整をしっかり行なう事で、良好なコントロールが可能になります。
しかし血糖値が乱高下するような重症の1型糖尿病では、細かいインスリンの調整が出来ないため、インスリンポンプ療法(CSII)、SAP療法などに比べると限界もあります。

2.自己血糖測定(SMBG)

自己血糖測定(SMBG)

自ら指先を穿刺し、血糖値を測る測定法です。
1型糖尿病では最大月120回まで保険で認められており、概ね1日2〜4回測定します。
測定結果は、用紙に記録し診察時に提出します。
測定値から、責任インスリンの考え方(どこの血糖値にはどのインスリンが効いているか)を用い、インスリン量の適切な調整を行ないます。

3.持続血糖測定(CGM)

持続血糖測定(CGM)
持続血糖測定(CGM)

当院で採用しているCGMは、フリースタイルリブレ1、2、DEXCOM G6ですが、それぞれの違いは下記URLからご確認ください。

血糖測定の新時代

CGMにより、24時間の血糖値の推移を知るができます。また指先穿刺の必要がなく、より快適に血糖値の把握が可能です。
血糖値を点ではなく、線として把握する事が可能となり、隠れ低血糖、高血糖を見つける事が出来ます。より、質の高い血糖コントロールを目指す事が出来ます。

血糖トレンドを把握出来る!
血糖トレンドを把握出来る!

図1●血糖トレンドとは? (出所:血糖トレンド

4.インスリンポンプ療法(CSII)

インスリンポンプ療法(CSII)

インスリンポンプ療法では、皮下のカニューレを通して24時間インスリンを少量ずつ注入します。食事の際にはボタン操作だけでインスリンの追加注入が可能であり、お腹を出して注射する必要がありません。

インスリンポンプ療法のメリット!
  • ペン型インスリン治療に比べて、HbA1c 0.5%程度の改善が報告されている
  • ペン型インスリンでの治療に比べて、より精密なインスリンの調整が可能
  • 1時間辺り0.025単位から設定が可能(ペンでは0.5単位〜)
  • カニューレの交換は2、3日に1回で、食事の度にお腹を出して注射する必要がない
  • 最新のインスリンポンプでは、半自動的に高血糖、低血糖に対応してくれる(完全自動運転ではありません)

5.SAP療法

SAP療法
  • SAP(サップ sensor augmented pump)療法とは、リアルタイムCGMを併用したインスリンポンプ療法のことです。CGMで測定されたグルコース値がリアルタイムでインスリンポンプのモニタ画面に表示され、血糖の変動傾向をいつでも確認出来ます。
  • SAP療法では、低血糖や高血糖の可能性がある事をアラームで知らせてくれたり、低血糖の可能性がある時にはインスリン注入を停止する機能がついています。これにより重篤な低血糖を予防することが可能です。最新の機種では、CGMの結果をもとに、基礎インスリンや追加インスリンを自動調整してくれる機能が備わっており、より質の高い良好な血糖コントロールを目指す事が可能になってきています。

ハイブリッドクローズドループ(HCL)

自己血糖測定(SMBG)

2022年1月に発売されたインスリンポンプ「ミニメド770Gシステム」では世界初の「ハイブリッドクローズドループ(HCL)テクノロジー」が搭載されています。

ハイブリッドクローズドループ(HCL)による基礎インスリン自動調整
ハイブリッドクローズドループ(HCL)による基礎インスリン自動調整

HCLとは、インスリンポンプとCGMを連動し、システムが5分ごとに基礎インスリン量を自動調整し、高・低血糖を軽減、血糖値を目標範囲内(70〜180mg/dL)に保つためのテクノロジーです。

更なる進化!アドバンスハイブリッドクローズドループ(ACHL)
更なる進化!アドバンスハイブリッドクローズドループ(ACHL)
  • さらに770Gをアップデートし使用出来るようになる「ミニメド780G」では、基礎インスリンと補正インスリン両方の自動インスリン注入(AID)機能をもつ「アドバンスハイブリッドクローズドループ(AHCL)」テクノロジーが搭載されています。
  • 食後の急激な血糖上昇に対して、インスリンポンプが自動で補正してくれる機能が追加されました。
  • 夢の自動運転にまた一歩近づいています!
  • 現在、当院で780G使用患者さんが複数名通院中です。

もっと自由に

もっと自由に

1型糖尿病は、ある日突然発症し、現在の医学では一生のインスリン治療が必要です。
以前は限られていたインスリン治療や血糖測定の方法は、近年の目覚ましい技術の進歩により様々な方法から選ぶことが可能になりました。
患者さんお一人お一人の生活や人生は様々です。ライフステージによっても治療法は変わります。重視するポイント(血糖値、経済面、心理面、利便性など)も人それぞれのはずです。

1型糖尿病の患者さん、それぞれのお気持ちに寄り添って、治療法の選択や血糖コントロールの改善を目指していきたいと思っています。
そのためにも、医師、スタッフが、日進月歩の治療法の進歩に遅れることなく知識のアップデートに努めます。
1型糖尿病治療で悩んでいる方は、当院へご相談下さい。

1型糖尿病外来について

クリニック概要

草加パートナーズ内科・糖尿病クリニック

〒340-0011
埼玉県草加市栄町2-11-9 松原ツインタワービルA棟4階
※セブンイレブンが1Fにあるビルです
TEL:048-933-0015
FAX:048-933-0016

【主な診療内容】
内科、糖尿病内科、循環器内科、呼吸器内科、健康診断、予防接種、生活習慣病管理、他

【院長】
原 高志(日本内科学会 総合内科専門医/日本糖尿病学会 糖尿病専門医)

電車
東武スカイツリーライン:獨協大学前駅〈草加松原〉 東口ロータリー内 徒歩1分(草加駅より乗車1~2分 旧:松原団地駅)
外環道 草加IC 三郷方面出口から車で5分 ※提携パーキング有り
△…8:30~13:00 ▲…14:45~18:30 
休診日:土曜午後・日曜・祝日
※最終受付は、診療時間終了の10分前となります。
診療時間表 日祝
8:45~12:15
14:00~17:00

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